のんき屋店長のツイてる言葉

この季節になると、家の周りやら畑の周りやら、

草さんがボウボウと生えてきます。

なんかお休みの度に草刈りをしているような気もするんですが、

かといって中々、除草剤で一網打尽にするわけにもいきません。

それでは根っこまで枯れてしまい、

地盤が弱くなってしまいますもんね。

雨や風に負けない強い地盤を保ち続けるには、

どうしたって一般的に言われる

〝雑草″という存在が必要不可欠なんです。


草刈りをさせて頂いている時にいつも思うのですが、

その草にしたって、一種類の草ばかりに偏ってしまったら、

それはそれで地盤は弱くなってしまいます。

根が地中深く伸びる草もあれば、

根が横に広がっていく草もあります。

それらが地中でバランスよく絡み合っているからこそ、

丈夫な地盤が保たれているんですね。


まさに多様性。

これ、なんか人間社会も一緒ですよね。

仕事に一所懸命な人もいれば、

なんとなくやる気の出ない人もいる。

物事に熱い人もいれば、

どこか冷めた目を持っている人もいる。

個人の中でだって、周りが目に入らないほど、

どんどん前につき進める時もあれば、

一歩下がって冷静に物事を見定められる時もある。

どちらも必要なバランスであり、

個人の中、社会の中に様々な多様性があるからこそ、

世の中はバランスよく保たれているのでしょう。


日々の生活の中でさえ、

考え方、感覚の違いでストレスを感じる時もあります。

だけどもそういう違いがあるからこそ、

バランスの保たれた、

面白い世の中であり続けることができるのでしょう。

価値観も感性も、思想でさえ、

み～んな同じ世の中だったら、

なんか気持ちの悪い世の中でしかありませんよ（笑）

土手草じゃあないですけど、

間違いなく社会の地盤は弱くなっちゃいます。

違うからこそ、受け入れる・・・までとは言いませんが、

その違いを〝楽しめる″ぐらいに、

生活できるようになりたいもんですね。


　仏教でいうところの四苦八苦。

　「苦」とは、苦しみということではなく、

　思い通りにならない・・・ということ。


自分は美味しいと思っているのに、相手は美味しくない。

自分は面白いと思っているのに、相手は面白くない。

個人的には、

その感覚の違いで生じるストレス

＝思いどおりにならない苦しみ

の事を、『五蘊盛苦（ごうんじょうく）』だと

思っているんだけど違うかな？

どうでもいいね(ｷﾗｷﾗ)



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