【全く逆の作用】
『嫌味や皮肉でチクチク刺せば、ひと刺しごとに相手は離れる』
相手に無関心だったら、嫌味も皮肉も言わないでしょう。
無関心でないどころか、
もっと自分に関心を持ってほしいから、
気持ちを向けてほしいから、
嫌味や皮肉を言ってしまうのだと思います。
例えば、
いつも仕事で遅くなる恋人から常に待たされる人がいるとします。
我慢し続けていたが、自分の感情がコントロールできなくなって、
ついこんなことを言ってしまったとしましょう。
「そんなに仕事が好きなら、仕事と結婚したら!」
その恋人を少しでも自分に向かせるために言った
ひとことであったのでしょうが、結果は逆になるのです。
そういう形でチクチク刺せば、相手は痛いから離れる。
離れた相手を取り戻そうと、さらに嫌味や皮肉を言う。
つまり、さらにチクチク刺す。
すると相手はさらに(痛いので)遠くに逃げる。
どんどん離れていってしまうわけです。
よく考えてみると、
目的はその人を追いやる事ではなかったはず。
「もっと近くに居てほしい。近くに来てほしい」
と願ってのことだったでしょう。
目的を考えれば、嫌味や皮肉は、目的に近付くどころか、
全く逆の作用しかありません。
~小林正観さん著『22世紀への伝言』より~
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うれしいなぁ たのしいなぁ わぁ~ しあわせぇ~(ユルルンル~ン♪)
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